南インド家庭料理 カルナータカー［名古屋市名東区］〜 本格スパイス料理がリーズナブルにいただける老舗店

地元で南インド料理と言えばこちら、と言われる「カルナータカー」さんをご紹介。

ほぼ毎年、食べログの「アジアエスニックEAST百名店」に選ばれている名店。オープンして10年以上の老舗です。

お店の公式ページはこちら。

masaladosa.jp

外部サイト

ナンだけがインド料理ではなく、その時代は終わった！これからは南インド料理　マ...

http://masaladosa.jp/index.html

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お店は地下鉄藤ケ丘駅から徒歩15分程のところ。車の場合は、店の前に一台分の駐車スペース、少し離れた裏手に五台分の駐車場があります。（詳細は公式ページでご確認ください）

初回レポート 2023年2月

実は記事にするのは初めてなんですが、数年前スパイス料理にはまり出した頃によく通ったお店でして、土曜の午後、たまたま近くを通りかかったので久しぶりにランチに寄りました。

カウンター4席とテーブル席が10席ほどの店内。入店時は我々だけでしたが、あとから常連さんと思わしき方々が大勢いらっしゃいました。

ランチメニューはこちら。

Aセットはカレー3種、Bセットはカレー2種選べるんですが、Aセットは黄色ご飯、サンバールと食後のチャイのお代わりが可能で税込み1,200円！安すぎませんか？大丈夫ですか？と心配になります。（なんと創業当時から値上げされてないらしいです）

卑しい我々は迷うことなくAセットを選択。この日の選べるカレーは壁に掛かってました。

黄色枠内が基本の3種、赤枠内が追加料金でのチョイスメニューです。自分は基本の3種に、相方はチャナ豆のカレーの変わりに辛口フィッシュカレーをチョイスしました。

5分ほどで到着。

奥の列、右から「サンバール」「ミックス野菜のココナッツカレー」「ヨーグルト」「牛蒡のアチャール（漬物）」

真ん中左端が「チャナ豆のカレー」その手前が「パパド」という配置。

そして、黄色ご飯（ターメリックライス）と白ご飯に、野菜のチャツネとココナッツのチャツネ。

手前左の黄色おせんべいみたいなのはお店のオリジナル「タピオカのパパド」だそうです。

そしてメイン、南インドならではの「マサラドーサ」。

詳しく見ていきましょう。

ココナツカレーとサンバール

ココナッツカレーには皮付きの里芋がごろごろ。ピリッと辛めのサンバールは絶品。迷わずおかわりしましたw。

チャナ豆のカレー

豆がふんだんに入ってました。優しい味でご飯とよく合います。

パパド 2種類

チャツネ2種類

どちらもドーサとの相性抜群でした。

「どーさ」の焼き印付き マサラドーサ

さて南インドと言えば「ドーサ」ですが、以前記事にしたエリックサウスのドーサとはちょっと違う感じ。

エリックサウス［名古屋市中村区名駅 KITTE名古屋B1］〜駅近 南インドカレーならココ！ ...

エリックサウスの方は生地がもっとパリッとしてましたが、こちらのは、お好み焼きのようにもちっとした厚めの生地。中にはスパイスで味付けされたジャガイモが入ってました。（写真撮り忘れた…）ちなみに、ドーサの生地には愛知県産のお米を使われておられるようです。

そのまま食べても美味しいけど、チャツネをつけて味変を楽しんだり、サンバールに浸して食べてもOK。

フィッシュカレー（カジキ）

相方のオーダーしたフィッシュカレーは辛口と書かれてたとおり、結構スパイシー。全部食べたら大汗かきそうでした。

せっかくなので黄色いライスもおかわりしてからチャイに突入。

金属製のカップに熱々のチャイが投入されてきて、熱くて持てないし、ようやく持てても中は熱くて猫舌の自分は飲めないという難行。

冷えるのを待ちながら少しづつ飲んでるうちに「本場のチャイは日本人からするとびっくりするほど甘いんですよ」という話を初めて伺ったのがこのお店だったことを思い出しました。

当然こちらもおかわりをいただいて、満腹前かがみで撤収。何もかも値上げされていくこの時期に、このお値段でいただけるとは実にありがたいお店です。

もちろん値段だけでじゃなく、味も十分満足のレベル。やたら辛いだけのお店とは違う、「現地の家庭料理」とはこういう素朴な味なんだろうなぁ、と思わせてくれる料理でした。

ごちそうさまでした！