XF10 Wi-Fi転送のコツがわかったかも。
こんにちは、じぇに〜です。
コンデジなのにAPS-Cセンサー搭載のFUJIFILM XF10。フィルムシミュレーション付き、28mm単焦点レンズだけどデジタルテレコン機能で35mm、50mm(いずれも35mm換算値)相当の画角も撮れると機能も十分なのに、ポケットに入るサイズ。お出かけの時は必ず持って行きます。
正直、ブログやSNSにあげる写真ならもうこれで十分なんじゃないかと思うのですが、気になる点もいくつかあって、そのうちの一つがWi-Fi転送機能。最近のカメラにはほぼ搭載されている「撮影した写真をWi-Fiでスマホ(自分はiPhone使用)に転送できる」機能なんですが、これがどうも調子悪い。接続を認識してくれなかったり、途中で転送が切れてしまったり。iPhoneを再起動してもやっぱりうまく行かなかったり、結局面倒なので先日の記事に書いたSDカードリーダーで取り込むハメになったり。
有線が確実なのは判ってますが、SDカードを頻繁に出し入れするのもあまりやりたくないし…。アプリの性能が悪いのか?と思ってましたが、相手が同じFUJIFILMのX-E3の時はほぼ100%問題無く接続してくれるんですよね、謎だ。
XF10はBluetoothを搭載してて、あらかじめ連携したいスマホとペアリングしておけば、接続時に勝手にWi-Fiに繋がって転送できる仕組み(iPhoneの場合はOSの都合でそうはいかないんですが)。
これまでは
1.カメラのメニューからWi-Fi接続を選ぶ。
2.スマホ側のアプリを立ち上げて、Wi-Fi接続を確立させる。
3.スマホアプリメニューの「カメラ内閲覧」から必要な写真を選択してスマホに転送する。
という流れで作業してたのですが、この方法だと途中で接続が切れたり、いつまで経っても転送が終わらなかったり、アプリがハングアップしたり、うまくいかないケースが体感で80%。つまり、ほぼ「つかえねー!(怒)」という状況に。
ところが、XF10には「撮影後 自動転送予約」という機能がありまして。
カメラメニュー内の「Bluetooth接続」から「撮影後 自動転送予約」をONにしておくと、撮影後カメラの電源を切る操作をすると「転送予約の画像を送信します。送信後に自動的に電源がOFFになります」という表示の後で画面がブラックアウトします。
ブラックアウトしても完全に電源OFFにはなってないようで、この後iPhoneからカメラにWi-Fi接続してやると、自動的にに写真の転送が始まって転送が終わるとカメラの電源が完全オフになります。(Androidだと自動的にWi-Fi接続してくれるようなので一手間減ります。)
なんと、この方法ですとほぼ100%接続が途切れること無く転送してくれることがわかりました。
「常時転送」はONでもOFFでも大丈夫そうです。「常時転送」をONにしておくとWi-Fi接続が確立していれば、撮ったそばから自動的にスマホへ転送してくれますが、バッテリーの消費がさらに早くなると思うのでここはOFFにしてます。
要するにアプリを使わずバックグラウンドでカメラ側から転送させれば安定する、ということのようです。結果的にずいぶんストレスが緩和されました、参考になりますれば。