古代エジプト展に行ってきました。〜 ミイラのCT画像が見られます!
こんにちは、じぇに〜(, @neobjenny neobjenny)です。
「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」に行ってきました。
公式サイトはこちら。
場所は愛知県美術館。地下鉄栄駅からオアシス21経由でつながっているので雨でも大丈夫。
今回の目玉は「ミイラのCTスキャン」
考古学も技術の進歩によってどんどん方法が変わっていくそうで、先日もピラミッドの壁の奥にもうひとつ部屋があるってのがレーザー測定で判明したというような記事を読みました。
いわゆる「非破壊検査」という技術ですね。自分も大学の卒業研究テーマは「レーザーを用いた表面測定技術」でした。モノの表面に触れること無く表面の形状を測定するという方法。傷をつけずにいろいろ調べられるってのはありがたい話ですな。
展示会なのでもちろん撮影禁止。何があるか、何が見られるか詳しくは行ってみてのお楽しみということで(ネタバレになってしまいますし)、今回展覧会に行ってみて初めて知ったことについて書いてみます。
「ライデン国立古代博物館」はオランダの博物館だった。
知らなんだわ…
てっきりエジプトの博物館だとばかり思ってました。
オランダ最古の大学都市ライデンの中心部にあるライデン国立古代博物館は、オランダ王国の初代国王ウィレム1世によって1818年に設立された、200年以上の歴史を誇る博物館です。17世紀前半にライデン大学が所蔵していた遺物を基盤としたエジプト・コレクションは現在約2万5千点にのぼり、ヨーロッパにおける5大コレクションのひとつとされています。(出典:公式サイト)
確かに、ロゼッタ・ストーンといえば大英博物館(イギリス)ですし。オランダ行ってみたいなぁ(関係ない)。
古代エジプトは3,000年以上も続いてた。
そんなに長かったんや…知らなんだ。
そもそも受験時代、歴史とか取ってませんでしたからね。調べればわかる学問をなんでわざわざ覚えないといけないんじゃ!とか生意気言ってまともに聞いてませんでしたからね。
ピラミッドとスフィンクスとクレオパトラとツタンカーメンぐらいしか単語知らんかったし。
その頃から比べたらずっと大人になったので、ちょっと勉強してみようかなという気になりました。
ミイラ作りには70日必要
知らなんだ…そんなに時間かかるんや。
ってかですね。エジプト文字といえばヒエログリフですよ。(画像はWikipediaより引用)
こんな文字書こうと思ったら、めっちゃ時間かかると思いませんか?速記とはまるで正反対の方向ですよ。
当時は時間がゆっくり流れてたんだじゃないかと思う次第。これって相対性理論?
ちなみに、ミイラからは心臓以外の内臓は取り出すんだそうですが、心臓は死後の世界に入る入口で天秤で重さを測られて、天秤が傾くと怪物に食べられて成仏できなくなるんだそうです。
心臓大事。これも知らんかったわ。
たくさんたくさん勉強になりました。
ちょうどこの記事を書いている最中にこんなニュースが流れてきました。まだまだ奥が深いなエジプト文明。
そうそう、現地では「音声ガイドイヤホン」をレンタルされるのをオススメします。有料600円ですが、ガイドはあの森川智之さんですし、説明文に無い裏ネタ的な話が聞けて、理解度がアップします。
地元名古屋での開催期間は12月6日まで。土日は入館時間制限がありますので、公式サイトでご確認の上観覧ください。
自分は平日の15時過ぎに行きましたが、まぁまぁな人出でした〜。
肝心のミイラのCTはどうだったんだ?って?
それはぜひ現地でお確かめください。
ってなことで。