冷蔵庫が壊れて知ったその仕組み 〜 冷凍庫にはハーゲンダッツを入れておくべし!
こんにちは、じぇに〜(, @neobjenny neobjenny)です。
冷蔵庫が壊れまして、えぇ。
正確に言うと、ここ数ヶ月冷蔵庫があまり冷えなくなったという症状に見舞われてまして。
我が家の冷蔵庫は、一番上が冷蔵室、真ん中が冷凍室、一番下が野菜室、という構造。
ただ冷凍庫では問題無く製氷できるし、冷凍食品が融けることも無いし。冷蔵室と野菜室の冷えが悪いという症状でした。
取説読んで、掃除できるところは掃除したり、電源プラグ差し直したりと、ひと通りのことはやってみたけど復帰せず。
冬場で室温低いし、小型の冷蔵庫もあるので心配なモノはそっちへ入れたり、買い替えると結構お金かかるし…というので何となくだましだまし使っていたのですが、さすがに暖かくなってきたのでそろそろ何とかしないとマズイ。
ので、購入したEDIONに電話したら早速EDIONの修理担当者が来てくれました。
症状は「冷凍室は冷えてるのに、冷蔵室と野菜室が冷えない。」
自分でも事前にあらかじめ室温を測っておきました。冷凍室はマイナス20℃なのに、冷蔵室は10℃前後。
担当者さんによると、冷凍庫がマイナス15℃ぐらいにしかならないときは、重故障なので引き取り修理しかできないとか。(゚д゚;) アブネー
担当者との会話で初めて知った冷蔵庫の仕組みは概ねこんな感じ。
- まず冷凍室を冷やす。
- その冷気が野菜室へ降りて野菜室を冷やす。
- その後、冷気を冷蔵室へ送るダンパーが冷蔵室の室温に応じて開閉し冷蔵室を冷やす。
というお話で翌日、メーカーの修理担当者が来宅して調べてくれたところ、
冷凍庫の奥の冷気が流れる部分に大きな氷がこびりついていて、そこを塞いでいたことが判明。氷をかき取ってさらにヘアードライヤーで氷を融かして無事修理完了。かなり奥の部分だったので、自分では気がつかない部分でした。
どうやら、冷凍室のドアを最後まで閉めずに隙間があいていたことがあって、その時に融けた氷が再度凍って塞いだのではないか、と言うことでした。
教訓。
さてここから本題(笑)
EIDENの修理担当者さんから、冷凍庫の室温がマイナス20℃ぐらいであれば重故障では無い、というお話を聞きました。
なぜかというと、冷凍食品の保存温度がマイナス18℃以下だから。
確かに。でも…
という疑問が湧いたので調べてみたらこんなことがわかりました。
食品衛生法で「微生物が増殖できないマイナス15℃以下」にすることが定められており、これをベースに販売や流通を考慮して、品質を長時間にわたって保持するためにマイナス18℃以下にすることが決められたため、家庭用の冷凍庫もJISでマイナス18℃以下になるように設計されている。
ということだそうです。
それにしてもなんでマイナス18℃なんだろうとさらに調べたら、摂氏マイナス18° ≒ 華氏0° という話もありました。食品衛生法の元データは米国の研究結果からだから、らしいです。なるほどね。
ということで最後にEIDENさんが教えてくれた、手軽に冷凍庫の故障を知る方法。
ハーゲンダッツはマイナス18℃以上になると如実に周囲から融けていくので判りやすいのだとか。ガリガリ君ではダメだって(笑)
冷凍庫のハーゲンダッツが知らない間にユルくなってたら要修理です。
というわけで早速買ってこねば。あ、あくまで故障チェック用ですよ、エェ。(・∀・)