FUJIFILM X-Pro3がやってきた。〜 不便になることで得られるモノがある。
こんにちは、じぇに〜(
neobjenny)です。お題の通りです。FUJIFILMの新しいカメラ X-Pro3 デュラブラックが届きました。
発売日の12月19日に無事到着。代わりに相当数の機材をみんなの防湿庫(MapCameraさん)に送りましたけどね(汗)
お約束 開封の儀。
本体充電なので、外付けの充電器、ACアダプターは同梱されてないのが残念。
買ったのは本体だけなので、XF18mmを付けてみました。
トップとベースの外装はチタン製。さらにデュラテクトという表面加工が施されてて傷つきにくくなっているとか。ガンメタル風の色目に惚れました。
デュラテクト加工はシチズンの技術なんですな。
さて、このX-Pro3 ちょっと変わった設計になってます。
背面液晶がHidden つまり通常は閉じてて見えないようになってます。
しかもチルトでもバリアングルでもないので、見るためには手前に倒さないといけないし、一方向に180度しか開かないから、自撮りにも使えない。
あえての不便です。
何のためかというと「(フィルムカメラの頃のように)ファインダーを覗いて撮ろうよ」という呼びかけ。
デジタルカメラになって、背面液晶パネルが標準になって、撮ったら必ず確認する習性が出来てしまった人は多いでしょう。
でも「液晶パネルを確認してる瞬間はレンズの向こうを見ていない」わけで、その瞬間にシャッターチャンスが訪れてるかも知れない。それを見逃しているかもしれない。
だから、イチイチ撮ったモノを確認している時間があったら、もっと撮ろうぜ!
というコンセプトなんだと思います。
尖ってます。だから万人向けとは言いがたい。間違っても初めてのデジカメとして選んじゃダメです(笑)
なので、発表当時は「これは使えないなー残念」と買うつもりはサラサラなかったんだけど、搭載されているフィルムシミュレーション「Classic Nega」の絵を見たら一気にゾッコンに。
内田ユキオ先生の写真展が決め手となりました。
将来は判らないけど、今のところ「Classic Nega」が使えるのはX-Pro3だけなので、それだけで十分な購入理由に(…なりませんか?)
とりあえずClassic Negaの作例をちょっとだけ。レンズはXF35mmF2で。
昭和感出てますなぁ。