「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」by 西野亮廣 〜 行動に必要なのは勇気では無くて情報
こんにちは、じぇに〜(
neobjenny)です。芸人(という紹介で良いのか?と思うぐらい幅広い活動をされてる)キングコング西野亮廣さんの「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」 。発売当初に読んだのですが、今回、立花B塾の課題図書でもあったので再読しました。
西野さんを深く知ったのはこちらの絵本。
それまでは単なる芸人だとばかり思っていたのに、まさか絵本作家とは。
そんな西野さん、一言で言って「アタマの良い」人だと思いました。先読みできる人って頭が良いんだと思ってますが、良くそこまで考えられるなぁとため息しかでない。
ちなみに、もう一人、アタマいいなぁと思うのはブロガーの「ちきりん」さん。
ちきりんさんのブログはこちらです。
さて、西野さんの話。
農業革命 → 産業革命 → 情報革命
立花さんのセミナーでも良く出てくる言葉「情報革命」。インターネットの飛躍的拡大によって、距離と時間の概念が変わりました。AI技術やロボット技術はどんどん発展。自動運転技術が目の前に来ているのに、「電車の運転手になりたい」とか「タクシードライバーになりたい」と思いますか?
街の本屋が減ってきています。自分もこの本はKindle(電子書籍)で読みました。「読みたい!」と思ったときにポチっとすればすぐ読み始められるし、読み終えた後も本棚が増えて困ることも無い。
望むとか望まざるとかにかかわらず、世の中は自分の予想以上のスピードで変わっているのです。
常識のアップデートを止めてはならない。
加齢とともに難しくなるでしょうが、いつも意識していようと思いました。
お金を稼ぐな、信用を稼げ。
インターネットの時代、誰が何を言ったかということはもう隠せない。だから大切なことは「嘘をつかないこと」
化けの皮はすぐに剥げる、ということです。ある意味恐ろしくもありますね。本人の意図した内容で無くても「情報」だけが独り歩きしてしまうこともありますし。
嘘をつかないということは、自分の意思を明確にすること。嫌なことは嫌とハッキリ言う。そしてその結果の責任は自分で引き受ける。
そうすることで、信用を積み重ねることができるはず。そして積み上がった信用がお金に繋がっていく。「クラウドファンディング」や「オンラインサロン」はそうして出来上がっている。
「貯金」の時代が終わり、信用を溜める「貯信」の時代が来る。
銀行に貯金しておいてもいくらも増えない時代。それよりも「いつでもお金に変えられる信用を貯める」という新しい考え方をしていきたいです。
踏み出す勇気はいらない。必要なのは「情報」だ
どんな自己啓発本でも、かならず「行動することが大切」と書かれてます。でもそれが出来てりゃそんな本読まないわけで(笑)
どうやったら行動できるのか?それを「気合いが足りない」とか「勇気が無い」とか言われてしまったら、正直そこでゲームオーバーですよ。
でも西野さんは言ってます。
行動することに勇気は必要無い。
子供の頃に一人で乗れなかった電車に、今、あなたが一人で乗れるようになったのは、あなたが勇気を手に入れたからでは無い。「電車の乗り方」という“情報”を手に入れたからだ。
確かに。一歩踏み出すために必要なのは「ポジティブシンキング」ではなく「ロジカルシンキング」。情報を取りさえすれば良いのです。
そして情報を取って行動した人のところには、また新しい情報が集まってくる、「情報の連鎖」が起きるのだと。
圧倒的な努力で「情報収集」すること。インターネットがあるのだから。
そして行動する人になる。この章が一番自分に刺さりました。
面白かったこと や 心に残ったところ
あらためて読み直したけど、やっぱり面白い。というか、よくそんなこと考えているなぁ、とひたすら感嘆しながら読みました。
正直絵本のプペルはあまりピンとこなかったけど(苦笑)ビジネス本の方は面白かったです。自分がそういう内容を欲しているんでしょうね。
芸人の本だろ?とかフィルター通さずに、サクッと読める内容なので一度読んでみられることをオススメします。