iPhoneよりAndroidの方が面白くなってきた。
こんにちは、30年前から自他ともに認めるApple派のじぇに〜(, @neobjenny neobjenny)です。
パソコンはMac、電話はiPhone、時計はAppleWatch、タブレットはiPadと、完全に林檎圏内に取り込まれた生活を送ってます。
…だったのですが、ここのところiPhoneにちょっと飽きてきました。正直、シリーズ11以降ワクワクしなくなったのです。
これはiPhoneの良いところでもあるんですが、OSのアップデートサービス範囲が広いので、比較的古い機種でも最新OSが使えてしまうんですね。つまり、最新機種じゃなくても同じことが出来てしまう。
一方、スマホといえばカメラ、ですが、このカメラ性能も徐々に頭打ちになりつつあります。余程のマニアでもなければ、3年前の機種でも日常的に使うには十分な性能じゃないかと思うんですよね。
しかもお値段びっくりするぐらい高くなってしまいましたしね。iPhone14シリーズなんて高くて買えないし、20万近い電子機器をポケットに入れて歩いて落としたらどうしようか、と心配になります。
そんなこんなで、ここ数ヶ月、Androidスマホを常用し始めました。iPhoneと併用して持ち始めたのはGoogleのPixel4からなので、3年ぐらい前にはなるんですが、ずっとAndroidはサブ機という位置づけでした。Pixel4以降も楽天のminiやHandという機種を手に入れましたが、それぞれやはりメイン機へ昇格することはありませんでした。
ですが去年手に入れたPixel7を触っているうちに「これはiPhoneより面白いかも」と思い始めたのでそんな話を書いてみます。
ホーム画面のアプリ配列が自由にできる
まずAndroidの良いところは「自由度の高さ」。
ホーム画面にアプリを並べる際、iPhoneは左の上から強制的に順に並ばされます。順序を入れ替えることは出来ても、間を空けるとか、下半分だけに配置するとか出来ません。配置できる数も一行あたり4個と決まっています。(※全く出来ないことはありませんが、結構手間がかかるので誰でも簡単に…とはいかないでしょう)
Androidの場合、ホーム画面にアプリを配置するのは「Launcher」という類のアプリの仕事。なので、Launcherアプリを入れ替えることで、自由なアプリ配置ができたり、一行に配置できる数や画面の行数も増減できる、要するにカスタマイズ性が高いんです。
これが面白い。大きな画面のスマホだったら、指の届く範囲だけにアプリを配置したりもできますしね。自分はそうやって色々いじってみるのが好きなんですが、逆にそういうのが面倒な人にはiPhoneのほうがお手軽でしょう。この手の話につきものですが、良い悪いではなくて好き嫌いの話です。
お財布機能 Google Pay が便利
スマホの大事な機能の一つがお財布。iPhoneならApplePay、AndroidならGooglePayとしてどちらもクレカを登録したり電子マネー(suica、nanaco、WAON 等)をチャージしたりして使えます。
ここもAppleとGoogleの考え方の違いでしか無いですが、ApplePayはエクスプレスカードに設定した交通系支払い(suica、PASMO)を除いて、支払い時にはロックを解除しなければ使えません。
これが意外に手間。ApplePayの場合、iPhoneで支払う時には
- 電源スイッチを2回カチカチする
- 画面ロックを解除してかざす
という動作が必要ですが、手に何か持ってたりすると電源スイッチを2回カチカチするのがうまく出来なかったり、日常化してしまったマスクを着用してると顔認証でロックがうまく解除できなかったりで「イラッ」とすることがしばしばあるんですな。
一方GooglePayの場合は、基本「かざすだけ」。電子マネーの種類によっては画面を表示させておく必要もありません。単純にスマホを取り出して機械にかざしてやれば完了です。セキュリティが甘いと言えばそれまでですが、その代わり支払える上限が2万円まで、とか制限があります。そもそもそんな高額な支払いをスマホですることは無いので(そんな時はクレカを使います)上限2万もあれば十分。
逆にApplePayではあらかじめ複数のクレジットカードを登録しておいて、支払う際にどれを使うか選択できますが、GooglePayでは、クレカタッチ決済ならこのカード、iD払いならこのカード、QUICPayならこのカード、とあらかじめ決められたカードしか使えません。だから支払い方法を告げてかざすだけで処理ができるわけで。
もちろん、その都度カードの設定を切り替えれば対応できますが、ApplePayほどササっとは切り替えられません。そこはあきらめて、支払うカードは特別なキャンペーンでもなければ、固定してあまり変えないということにしてます。
ただ完全移行は難しい
主にそういった理由でiPhoneよりもAndroidに触れる時間の方が増えてきましたが、メイン機の座を奪うところまでは行ってません。理由はAppleWatchがiPhoneにしか対応していないからです。これがまだまだ大きいです。
Androidとペアリングできるスマートウォッチもありますが、自分の見立てではAppleWatchの方がまだまだ先を行っています。PixelWatchには期待していたんですが、これもPixelとしかペアリングできませんし、機能的にもまだブラッシュアップされてない感じでちょっと乗り換えるには…。
とはいえ、自分の日常範囲(SNS、メールやりとり、お財布)ではAndroidがメインになりつつあります。本音としては、Appleがもっと自分をワクワクさせてくれるのを期待しているんですけどね。
ってなことで。