AirTagが届いたのでしばらく使ってみた感想など。
こんにちは、じぇに〜(, @neobjenny neobjenny)です。
Appleの紛失防止タグ「AirTag」
発売日にゲットして一ヶ月ほど使ってみたので、感想を書いてみたいと思います。
開梱。中はシンプル。
取り出しました。
予想してたより小さかった。iPhone11Proと比較するとこんな感じのサイズ。わかったようなわからないような比較ですな。500円玉より一回り大きい感じです。
使うにはiPhoneを通じて自分のAppleIDとリンクせねばなりません。iPhoneの横において、AirTagに貼られているシールを剥がすと内蔵電池が通電してONになります。
ピコンと音がしてあっという間にこの画面に。
「接続」をタップすると、名前をどうしますか?と聞かれます。選択肢から選んでもいいし、後から自由に命名もできます。
元来、モノを紛失しやすい体質ではないのですが(笑)今回は車のキーに付けることにしました。
「鍵」を選んだら、AppleIDと連携しました、という表示が出て設定は完了。
バッグに放り込むとかだったらこのままでもOKですが、車のキーに取り付けるのでアタッチメントも必要。純正品はお高いので同時に購入したbelkin製のホルダーに取り付け。
こんな感じになって
キーに装着。これで完了です。
さて、AirTagの仕組みですが、近くにあるiPhoneやiPadと裏で通信し、データを暗号化してAppleにその情報を渡すことでその位置を特定する、というもの。GPSデータを持っているわけではないんですな。
全世界のiPhoneネットワークにぶら下がっているというべきか、巨大なメッシュネットワークでつながっているというのが最大のポイントです。
探すときにはiPhoneの「探す」アプリを使います。
例えば部屋の中でキーをどこかに置き忘れた…という場合は、アプリから「サウンドを再生」してやると、AirTagがピコピコ音を出してくれるの音の方向へiPhoneを向けると、こっちこっち〜という感じで画面上で教えてくれます。
が、ピンポイントでここ!というほど正確ではないので、だいたいこのあたりなんだけどなーというところを家探しして見つける、って感じですね。
一方、外へ持ち出して紛失してしまったときはアプリの「紛失モード」を有効にすると、「探したいAirTagの近くに、ネットに繋がったiPhoneやiPadなどのApple製品があれば、それを通じてAppleに位置情報があがる」ので、自分のアプリからお探しのAirTagはここにあるよというのが地図上でわかる、という仕組みです。
要するに、みんなの力で探す、というわけですな。
ということは逆に、紛失した近くにApple製品がないと永久に見つからないということになります。無人島で落としたら見つけようがないということですね。
試しに家族が車ででかけていったときに「探す」アプリを立ち上げると、地図上に「何分前にはここらへんにいたよ」というのが表示されました。
ということはですよ。
誰かが自分のAirTagをあなたのバッグにでもこっそり仕込んだら、あなたの自宅がバレます。それもかなり正確に。
これは恐ろしい。
Appleによると、自分と紐付けされていないAirTagが近くにある場合、AirTagからピコピコ音がしてお知らせしてくれるという話ですが、ネットでいろいろ記事を読んだ中では「1日経過しても音がしなかった」という話もあって、ちょっとビビります。
確かに便利なタグですが、プライバシー面での対応がちょっと心配な面もあります。とはいえ、公式によるとこのあたりの対応については見直していくそうなので、将来に期待したいところ。
1個 税込み3,800円ですから、それ以上の大切なモノには付ける価値がありそうです。例えば、自転車に外からは見えないように取り付けておけば、盗難時に見つけやすくなるかもですね。(取り付けたのがバレたら外して捨てられちゃいますからね)
現状ではまだ諸刃の剣的な性質を持ってますが、モノをなくしやすい体質の人には便利かと。今後の発展に期待してます。
ってなことで。