今日から2月3日まで冬の土用です 〜 土用って何?
こんにちは、じぇに〜(
neobjenny)です。今朝のご挨拶。
?土用って?
土用って何?
土用とは「立春、立夏、立秋、立冬」の前の約18日の期間のこと。
要するに「季節の変わり目」ですね。年に4回あります。
一般的には土用と言うと立秋に向かう前の「夏土用」を示すことが多いようです。この期間を「暑中」と呼ぶことから暑中見舞いを出すんですね。(へぇー)
今年は2月4日が立春なので、今日から節分の2月3日までの期間が「冬土用」になります。
どんな意味があるの?
季節の変わり目には、とかく心身のバランスを崩しやすいもの。
なので土用の間は、来たるべき次の季節に向けてチューニングをしましょう、ということです。
特に夏と冬の土用は、より念入りにチューニングすべき時期なんだそうです。
具体的にはどうすればいいの?
冬土用は正月明け。まずは、お正月のご馳走でくたびれた胃腸を休めること。
胃腸が弱ると免疫力も下がります。この時期はインフルエンザも流行りますから、免疫が落ちると感染して発症する可能性も。空気が乾燥しているから、肌荒れや喉風邪も心配。
なので、まずは基本、少食をオススメ。胃腸を休めて養生するのが大切な時期です。
併せて心はリラックスすることを意識しましょう。ゆっくりお風呂に浸かるのもイイですね。ゆったりした気持ちで土用を過ごせば、春に向けて良いスタートが切れるというもの。
新しい季節に向けて、やりたいことや、チャレンジしたいことをまとめる、のも良いそうです。
他にも、土用は土公神(どこうしん)という土の神様が支配する期間と考えられているので、土いじり(庭仕事)や、土木工事は控えた方が良いとも言われてます。
まとめ
「この時期は季節の変わり目だから、無理をせずゆったりと次の季節の準備をしましょう」ということです。
昔は時間がゆったりと流れていたんだなって感じがして、うらやましい気持ちがします。
おまけ
土用と聞くと「土用の丑の日にウナギ」というのを思い出します。
もともとウナギの旬は冬。なので、夏場にウナギの売り上げが落ちるのを何とかして欲しいと頼まれた江戸時代の学者「平賀源内」が、「丑の日には『う』のつく食べ物を食べると夏負けしない」という風習を利用して、「本日、土用の丑の日」というコピーを考えて貼り紙を貼らせたところ売り上げが上がったから…というのが一般的に言われている説だそうです。
なので旬の鰻を食べるなら夏じゃなくて今です。
ってなことで。