HX Stompボードの詳細説明1〜 チューナーの選定
こんにちは、じぇに〜(
neobjenny)です。引き続きマニア向け記事ですが、昨日の記事の続編、ボードの細かい内容を解説していきますね。
HX Stompを使ったボードを組み上げました。
まずはギター IN側から。BossのチューナーTU-3sが先頭です。
HX Stompのフットスイッチは3つ。そのうち1つが初期設定ではタップテンポ/チューナーにアサインされてます。普通に押すとタップテンポとして機能、長押しでチューナーが起動します。
内蔵のチューナーとしては結構高性能なので使わないのはもったいないのですが、そのためにスイッチを1つ取られてしまうのも辛い。
というわけでチューナーは外付けにすることにしました。
▼最初に選んだのはこちら。ProvidenceのSTV-1JB。
高機能なんです、こいつ。
センドリターン搭載なので、チューナーを起動するとセンドリターンに接続されたシステム内が全てミュートされる仕組み。なので、ボードの先頭に置くのにピッタリ。
しかもON-OFFできるバイタライザーを内蔵している上、DC OUTまで付いているので、電源供給もできる優れもの。
チューナー部分もLEDが大きくて見やすい。(中身はKORG製)
ところが、スタジオで使ってみたところ、
スイッチON-OFF時の切り替えノイズ(ポップノイズ)が思いの外、大きい。
明らかに「ボツッ!」って鳴る(泣)
実はチューナーを使うときにフットスイッチで起動しないといけない、というのもあまり好きでは無くて、チューナーはいつも起動させておいて、チューニングするときにはボリュームペダルで音量を絞る、というやり方が好みなのです。その方がアクションとしても速いので。
なので、バイタライザーは使いたかったけれど、残念ながら今回はラインアウト。他のボードで使うことを考えます。
ということで「常にON状態を保てるチューナー」を探した結果、BOSSのTU-3sとなった次第。同じBOSSでTU-3wという技シリーズのチューナーもありますが(メインボードで使用中)できるだけコンパクトにしたかったので、今回は3sを選定。でも3wのバッファは高音質なので将来的に入れ替えるかも…
3sにはスイッチも何もなく、電源つないだらチューニングOKというシンプルさ。(※バッテリーでは動作しません。ACアダプター必須です。)
▼画面がちょっと手前側に起きてるのすが、これが以外と見やすい。(・∀・)
▼こいつにもDC OUTの機能が付いてました。外付けにワウペダルを使うときにはパワーサプライとして役に立ちそう。
チューナの後にはXoticのSP-COMPを繋いでます。これはもうおまじないみたいなモノ(笑)ピッキングの粒立ちが良くなるので上手に聞こえます、多分w
オフにするには、クランチ音を使うときぐらい。ほぼ常時オンですね。かかり具合をトグルスイッチで選べますが、LOかMID。
SP-COMPからHX Stompのインプットへ繋がっていきます。続きは次の記事で〜