「思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール」by 堀口英剛 〜 普段使いにこそお金をかけたい。
こんにちは。
人生三大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)というのがありますが、それより何より物欲が優先するじぇに〜です。
「思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール」を読みましたので感想など。
著者の堀口さんは「monograph(モノグラフ)」という、こだわりの逸品を紹介するブログの編集長、と言ってもまだ20代の若さ。最近の若い人は凄いですなぁ。
著者曰く「モノの選び方は、その人の生き方や考え方に直結する。」人は見た目が9割という言葉がありますが、確かに持っているモノでその人がどういう人なのか、を判断されることはままあるかと。となれば確かに、何を持つのか?ということはとても大切ですね。
「ときめくモノ」に囲まれると毎日が楽しい
まず手にするモノ選びの基準はこれ。「ときめくモノなのかどうなのか?」
お片付けの神様、近藤麻理恵さんも「モノを手放す考え方の基準は、ときめくか、ときめかないか」だと書いてますね。要するに、自分の気分をアゲアゲにしてくれるモノに囲まれてると幸せですよね、ってことです。その通りやなぁ。
特に、朝一番に楽しいモノを選ぶことが大切とか。
自分の場合、起きたらすぐ「モーニングノート」を書くことを習慣にしています。
この時使う萬年筆とノートには確かに気を遣っています。萬年筆は、意識的に毎日違うモノを使うことで気分も変わりますし、萬年筆という道具は特に「できるだけ使ってやる」ことが大切ですので、一週間に一回は必ず使えるようにローテーション組んでます。もちろん、使うノートも萬年筆で書きやすいモノを選んで購入してます。
語れるモノをもつ
持っているモノの「理由」と「良いトコロ」を語れますか?
語れるモノを持つということは、自分の印象を明確に伝えやすいということ。つまり「自分はこんな人間なんです」ということを、持っているモノが雄弁に語ってくれるということ。
蘊蓄(うんちく)語られるとうっとうしいですが(笑)、「それイイね」って言われたときに、さらっと語れるぐらいのモノを持ちたいと思います。
妥協しても結局ほしいモノは欲しい
刺さりました(笑)その通りですよ。欲しいけどちょっと(値段)高いなぁ、どうしようかなぁ…と悩むことは日常茶飯事。そんなときに値段で選んでしまうと、結局自分の中のモヤモヤが解消できず、後日本当に欲しかったモノを買ってしまって前に買ったモノが無駄になってしまうということはありませんか?
「お金を使っちゃった」と思うのではなく、「お金という資産がモノという形に変わったのだ」と考えるのです。特に、自分の価値を最大限に高めてくれるモノには躊躇すること無く「投資」すべき。そう、投資なのです。浪費でも消費でも無いのです。
勇気出ました (・∀・)
ミニマリストからモノマリストへ
無理にモノを減らす「ミニマリスト」より、「モノ」を基軸に「生活」を考え、こだわりを持って愛情を注ぐ「モノマリスト」を目指そう、と。
ここも同意。「ミニマリスト」を否定するわけではありません。「本当に自分に必要なモノだけにして、自分がそれでワクワクした生き方ができる」というのなら、減らしていけば良いでしょう。でもとにかく何でもかんでも捨ててしまって、できるだけモノを持たない生活が良いのだ、というのはちょっと違うと思うのです。
生活を潤すにはある程度のモノは必要だとも思います。自分をワクワクさせてくれるモノに囲まれた「モノマリスト」を意識したいと思いました。
自分の行動にどう繋げる?
これから意識していきたいことを箇条書きにしてみました。
- 普段使いにこそお金をかける。…「一日のためのモノ」ではなく「毎日のモノ」を優先して。
- 1ジャンル1アイテムを目指す。… 新しく買ったら前の世代のモノは捨てる。
- 欲しいと思ったときが買い時。… 「いつか」買おうの「いつか」は来ない。
- 最新のモノを使う。… 「攻め」の投資。
- 何かを買うか悩んだときに「値段」を理由にして決めない。
まとめ
本の後半には、著者がこだわって使っているモノの紹介が書かれていました。自分もそれぞれのカテゴリで、何を持っているか持っていないか、考えてみたら色々欲しくなってしまいました(爆)
まずは手持ちのモノをよく吟味して、整理することも始めてみようと思います。そうすることで本当に自分に必要なモノも見えてくるでしょうしね。
… … …
ということで早速、毎日使うモノに投資をしました。