Amazon Music Unlimitedの空間オーディオがすべてのヘッドホンに対応しました!
こんにちは、じぇに〜(, @neobjenny neobjenny)です。
Amazon Music Unlimitedで配信されている空間オーディオが、どのヘッドホンでも楽しめるようになりました。
空間オーディオとは音楽に拡がり感をもたせるサラウンド効果のこと。DOLBY ATMOSや360 Reality Audioという方法が有名です。
少し前にAppleMusicが配信を始めましたが、効果を楽しむにはAirPods MaxやAirPods Pro等、特定のヘッドホンが必要でした。
Amazon Music Unlimitedの素晴らしいところは、どんなヘッドホンでもこのサラウンド感を楽しめるというところ。しかもAmazon Music Unlimitedに加入していれば(プライム会員なら月額780円、会員外なら月額980円)ハイレゾ音源も聴けて追加料金は不要な上、AppleMusicと違って DOLBY ATMOSと 360 Reality Audioの両方に対応しているところもありがたい。
普段使っているイヤホンはSONY WX1000-XM4。せっかくAppleMusicで空間オーディオが配信されていても対応していないので楽しむことができません。でもAmazonMusicでは使えるようになった…ということなので早速試してみました。
iPhoneでAmazon Musicアプリを立ち上げて画面をスクロールすると「空間オーディオで聴けるプレイリスト…」が出てきます。
空間オーディオジャズを試してみます。
セレクトされた曲の中から一曲目の「Love For Sale」をタップ。
曲名の左上に黄色い文字で「DOLBY ATMOS」と表示されています。今この曲はDOLBY ATMOS形式で再生されているということです。
イントロのピアノから拡がって聞こえるのがわかりました。バックのフルバンドが入ってくると一気に音場が拡大するのがわかります。
このDOLBY ATMOS表示をタップすると通常のステレオサウンドと切り替えて聴くこともできます。
ステレオに切り替えると、今まで馴染んできたサウンド。拡がり感は一気に狭くなりますが逆に音がタイトになってちょっと音量が上がった感じでパワフルになりました。これはこれで悪くないです。
次は360 Reality Audioを試してみます。懐かしい大滝詠一の曲を選択。
出だしのアコギのカッティングとピアノが随分遠くで鳴っている感じ。こちらも同じように360 Reality AudioとStereoを切り替えて楽しむことができますが、Stereoだとグッと音源が手前に集まってきます。
正直、DOLBY ATMOSと360 Reality Audioの違いは自分の耳では全然わかりませんでしたが、Stereoサウンドとの違いは一聴瞭然。総じて空間オーディオの方は音が拡がる代わりに全体に音が軽くなる感じ。Stereoサウンドの方がパンチがあって聞きやすいこともありました。
どちらにしろ追加料金なしで好きに選んで聴けるようになった、というのが嬉しいですね。さてAppleMusicはどう追従してくるでしょうか、それも楽しみです。
ってなことで。