「変化」とは自分の予想が外れただけのこと。
昨夜は、長年お世話になってきたライブハウスが閉店するというので最後のさよなら会だった。
20年前、音楽活動再開のきっかけとなったお店。
当時一緒にやってた仲間の別バンドがこのお店で演奏するというのを観に行き、自分たちも出たいとマスターに申し出てライブをさせてもらったのが出会い。
実は「じぇに〜」というハンドル名もこのお店で付けられたのでした(笑)
とにかくアマチュアバンドに優しいお店で、チケットノルマは無いし、飲食も安いし、キャパもあったし、公共交通機関の便も良く、気軽にライブ出来る場所だった。
お店も何度か改築されて音響も昔に比べたら随分良くなったし、自分自身も当時のバンドは無くなっても、新しいバンドで数多くライブさせてもらえた、いわゆるホームグラウンド。
8月には43年ぶりの同窓会ライブもやらせてもらえて、思い出に残る一日を作ることもできた。
多分春頃だったと思うが、マスターから「年内で店を閉めることにした」と電話をいただいた。
最初に胸をよぎったのは、あぁ残念だけど仕方ないな、という感情。
世の中、変わらないモノは無いわけで。
命だっていつか終わる日が来るわけだし。
常に変わり続けているのが当たり前なのだ。
ただ、良くも悪くも「そうなるとは思って無かった」という自分の勝手な思い込みが外れただけのこと。
「変化」を柳のようにしなやかに受け止めて、次へつなげていければ、と思う。
多くの音楽仲間という、かけがえのない財産をお店からいただくことができた。
常連とはとても呼べないお客だったけど、それでもお店に行けば誰か知り合いがいて、音楽談義に花が咲いて、そこから新しいバンドができたりもして…
当時、その背中を追いかけて一生懸命弾いた、目標の先輩達も少なくなってしまい、いまや自分が追いかけられる年代になってしまったけど、これからも目標とされるような演奏をできるだけ長くしたい、と思った夜でした。
じぇに〜さんみたいに弾きたいって言われるのは本当にうれしいです (´∀`)
マスター&スタッフ お世話になりました。皆さんがいなかったら、今日の自分はありませんでした。長い間 本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。(^_^)