エフェクターボード[松]紹介(その2)
こんにちは、じぇに〜です。
ボード紹介その2は基軸のMS-3から後ろについて書いていきます。
※今回もマニア向け記事ですので興味の無い方はスルーをお勧めします。
▲BOSS MS-3はマルチエフェクター内蔵のスイッチャー。これ単体で十分マルチエフェクターとしての機能を持っているのですが、センドリターンを3回路持っているのが特長。
マルチは便利だから使いたいけど、お気に入りのアナログペダルも外せない…という方にピッタリのアイテムです。
さてワタクシは何を繋いであるかというと、
- Vemuram Jan Ray
- Langraff Dynamic OverDrive
- t.c.electronics TCⅫ Phaser
の3台。今のところこの3つは欠かせないアイテム。
Jan Ray はクランチ用。ツマミの位置でお分かりでしょうがゲインは9時半ぐらい。Bassを少しカットしてTrebleを少し上げてます。せっかくサプライに18V端子があるので18Vで駆動してます。
クランチ音ってずっと苦手で、どうも美しいと感じられなかったのが、これで音出した瞬間(アンプはJCだったけど)あぁこれがクランチか…と。それこそ、いつまで弾いててもあきない音で、随分長時間試奏してた覚えがあります。(結局買ったから良いのだ!)
ヒット商品だけにYoutubeには沢山デモ動画がありますね。
続いて、Langraff OverDrive。ご存じ名器中の名器。もうすっかり自分の音と言われるようになりました、ありがたや。大須のコメなんちゃらに中古で置いてあったのを偶然見つけて、勇気を持って試奏して値札を見てさらに勇気を出して手に入れたモノ。これ以降、どの歪ペダルを使っても、コレに近い音になるように調整してしまいます。極めて音楽的な歪ペダルだと思います。
Gainノブは10段階のステップ式なのが変わってますね。トグルスイッチは基本TSモードと呼ばれるDownポジション。レベルは下がるけど一番スムーズに歪む音色で使ってます。ちょっと暴れたいときは一番上のMarshallモードにセットします。
これも名器なのでデモ動画は沢山上がってますね。
そしてt.c.のPhaser。20台前半だったか、ひょっとしたらまだ学生の頃だったかもしれない。これもたまたま楽器店で試奏して、その美しいフェイズサウンドの虜になりましたが、この時は値札を見て躊躇してしまいました。それ以降出会うチャンスが無く、いつの間にかディスコンになってしまっていたものを、数年前、ネットで見つけた東京の楽器店へ出かけていって購入しました。買った当時DC入力プラグが破損していたので、その楽器店で付け替えてもらい、持ち帰って使っているウチにフットスイッチの接触が悪くなったので、地元の楽器店で調整してもらい、つい最近トグルスイッチが壊れてしまったので、現在修理手配中と維持費も馬鹿にならないヤツですが、これでしか出せないフェイズサウンドがあるので外せないアイテム。憧れの松原さんのカッティングはコイツですし。
Youtubeに現行機種との比較動画がありました。私も持ってるので設定を追い込んでみたんだけど、やっぱりオリジナルっぽくはならないんですよね。
そしてMS-3。マルチエフェクターとしては、空間系(コーラス、ディレイ、リバーブ)を担当。アコシミュとかピッチシフター等の飛び道具もたまに使います。エクスプレッションペダルとフットスイッチFS-7を接続して、前者はボリュームペダルとして、後者はパッチによって使い分ける外部スイッチ(主にディレイのON-OFFやタップテンポ入力)として使っています。
MS-3のOutからはXotic EP-Boosterに繋がってアンプへ…という流れです。EP-Boosterも手放せないですね。ゲインは0で基本常時ON。JCを使うときは必須です。音がグッと太くなって真空管アンプっぽくなりますね。なので逆にTwinReverbなんかの時はOFFにすることもあります。
という感じです。
Phaserは現行機種