【映画】「日日是好日」観てきました。
黒木華、樹木希林 主演の映画「日日是好日」を観てきました。
原作の副題は「お茶が教えてくれた15のしあわせ」。茶道を学ぶことでひとりの女性が緩やかに成長していくという話です。
今は家内が引き継いでますが、我が家は祖母の代から茶道教室を開いているので、自分も子供の頃から茶道の席にはなじみがありました。(作法を知っているとは言ってない)多分、一般の家庭よりは、和菓子と抹茶をいただく場面が多かったと思います。なので、この映画も観ていてとても身近に感じられたり、亡き祖母や母を思い出したりもしてました。
映画を観終わって思ったことを3つまとめました。
季節を感じながら生きる。
日本には二十四節気という季節を表す言葉があります。明日が立冬ですね。言葉が出来た頃と今では気候も暦も違いますが、時にはカレンダーの節気を気にしながら生きてみるというのもいいな、と思います。
物事にはすぐ判るものと判らないものがある。
まだ小さい頃、父に連れられて「ウエストサイド物語」という映画を観に行きました。「強制的に観に行かされた」という方が近いですが、何せ子供なので内容はさっぱりわかりませんでした。でも、ある程度の年齢になってからまた観たら今度は面白かった、という感想を持ちました。本作でも子供の頃に観た映画の話が出てきますが、すぐ判らないからといって、それが大切で無いということではない、焦ってはいけない、ということだと思いました。
五感を使う。頭で考えず、体を信じる。
「体」というのは「心」という言葉に置き換えることができるでしょうか。生活がどんどん便利になり、楽ができるようになって、生きている中で「感じる」という場面が少なくなっているのでは?毎日「感じる」ことを意識して暮らしたいと思います。
以前観た「人生フルーツ」という映画に通ずるものがありました。邦画ならではのゆるりとした良い時間の流れ方を感じる映画でした。
以前のブログで映画観たときの感想をかいた記事です。
単行本も読んでみたいと思います。
そして…
多部未華子はかわいい。
ってなことで。